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2012年8月 5日 (日)

映画『望郷』と、けん玉

BSプレミアムで放送していた、『望郷(原題:ペペ・ル・モコ)』を録画したものを観た。
今から75年前の1937年制作という古い映画だ。

舞台は、当時フランス領だったアルジェリアのカスバ。
簡単に言うと、お尋ね者のペペ・ル・モコは、何年もカスバに潜んでいるのだが、
故郷のパリから観光に来た都会的な美女に、コロッと心を奪われるというお話。

人望のあるペペには、彼を匿う仲間が5,6人いる。
その仲間の中の脇役、ジミイとマックスは、大抵二人セットで、いつペペの近くにいるのだが、
マックスはいつもニヤニヤしていて、ジミイは、大抵けん玉をしている。

実は「けん玉って、日本のものじゃなかったっけ?」と思っていた私。
観終った後けん玉について調べてみた。

一説には、フランスで、ワイングラスに毛糸玉をつなげたものを、
貴族の婦人が遊んだのが起源だとかで、16世紀には誕生していたらしい。
フランスのけん玉「ビルボケ」が世界に広まって、日本には18世紀に長崎に上陸。

もとは、剣と中皿だけのシンプルな形だったが、大正時代に大皿と小皿が追加され
「日月ボール」として実用新案として登録され、現在に至るのだとか。

改めてもう一度ジミイだけに注目して観なおしてみると、
確かにけん玉の形は、日本の日月ボールではなく、シンプルな「ビルボケ」のようだ。

たまに「ビルボケ」をポケットに入れ、2個のボールのようなもので
お手玉(ジャグリングというべきか)をしている場面もあるが、
たいていは「ふりけん」という、玉を前に振り出して1回転させて剣にさす技を繰り返している。

せっかくなので、ざっくり数えてみたところ、合計23回トライして14回くらい成功させていた。
よく分からないが、なかなかの腕前ではないだろか。

そんな、台詞が一言も無いのにある意味で存在感があるジミイとマックスだが、
最後にペペがカスバを飛び出す重要なシーンに登場することもなくフェイドアウト。
あくまで脇役なのだ。

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